静岡の4つの地銀、事業資金を借りやすいのは?~銀行員が解説

今回は地方銀行が4つもある静岡県で、各銀行の特徴や融資への姿勢などを比較しながら、事業資金を借りやすいのはどこか?について「銀行の中の人」銀行員が説明します。

また銀行が競争相手にライバル意識を強く燃やすことを「競合」と言い、この競合を上手に利用して事業資金融資を受けやすくするコツにも触れたいと思います。

今回は静岡県に住んでいて、これから起業しようと思っている人、または初めての銀行融資を検討している人にぜひ参考にしてもらいたい内容です。

(私は銀行員ですが、記事は公平にしようと、特定の銀行に肩入れはしておりません。また先入観や誤解を生じさせないよう、所属する銀行名は明かさないことにします)

 

静岡県にある4つの地銀、その概略と特徴~ランク付けのまえに

そもそも、なぜひとつの県に4つも地方銀行がひしめき合っているのか?

1つ目の理由は地域性で、江戸時代の遠江(現在の浜松周辺)、駿河(静岡市)、伊豆(伊豆半島周辺)という三つの地域(国)がまとまり静岡県になり、それぞれの地域にあった銀行が、合併せず残っているからです。

2つ目の理由は銀行の種類が違うという点で、地方銀行は静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行、そして第二地銀(以前の相互銀行が転換した地方銀行)が静岡中央銀行と、種類が違うことも原因の一つです。

4つの地銀~概略

では、まず各銀行の概略と特徴を簡単に説明します。

後半の順位付けを理解しやすくするためなので、結論のあとから確認しても結構です。

なお説明の順番は50音順です。( )は各銀行での表現です。詳細はHPで確認してください。

静岡銀行【東証一部上場】

静岡銀行は静岡県静岡市に本店がある地方銀行です。

資本金908億円  貸出金残高8兆5,568億円  預金残高9兆8,777億円

従業員2,819名  営業拠点209 *営業拠点とは本支店、海外事務所等です

静岡県以外では東京都、神奈川県、愛知県、大阪府と海外に拠点があります。

<2019年7月31日現在の内容  静岡銀行HPより

URL https://www.shizuokabank.co.jp/companyinfo/profile/gaiyo_history.html

静岡中央銀行【非上場】

静岡中央銀行は静岡県沼津市に本店がある第二地方銀行です。

資本金20億円  貸出金残高(融資量)5,072億円  預金残高(資金量)6,151億円

従業員466名  営業拠点44

静岡県以外では東京都、神奈川県に拠点があります。

<2019年3月31日現在の内容 静岡中央銀行HPより

URL https://www.shizuokachuo-bank.co.jp/about/gaiyo.html

清水銀行【東証一部上場】

静岡中央銀行は静岡県静岡市清水区(旧 清水市)に本店がある地方銀行です。

資本金108億1,626万円  貸出金残高1兆1,291億円  預金残高1兆3,903億円

従業員914名 営業拠点79

静岡県以外では東京都、愛知県に拠点があります。

<(平成31年)2019年3月31日現在の内容 清水銀行HPより

URL https://www.shimizubank.co.jp/aboutus/information/#a_2

スルガ銀行【東証一部上場】

スルガ銀行は静岡県沼津市に本店がある地方銀行です。

資本金300億43百万円  貸出金残高2兆6,716億円 預金残高3兆1,649億円

従業員1,497名 営業拠点131

静岡県以外では東京都、神奈川に拠点があります。

また北海道、宮城、埼玉、千葉、愛知、大阪、京都、広島、福岡に1拠点があります。

<2019年9月30日現在の内容 スルガ銀行HP 及び 有価証券報告書第209期第2四半期より

URL https://www.surugabank.co.jp/surugabank/investors/financial/r1/pdf/yuuho_r1_2.pdf

営業拠点は2019年6月30日現在 スルガ銀行HPより

URL https://www.surugabank.co.jp/surugabank/corporate/profile/    >

4つの地銀、データによるランク付け

資本金など各種数値をランク付けすると以下の通りです。

<4つの地銀、データによるランク付け>

  • <資本金>    1位・静岡銀行 2位・スルガ銀行 3位・清水銀行 4位・静岡中央銀行
  • <従業員>    1位・静岡銀行 2位・スルガ銀行 3位・清水銀行 4位・静岡中央銀行
  • <拠点数>    1位・静岡銀行 2位・スルガ銀行 3位・清水銀行 4位・静岡中央銀行
  • <貸出金残高> 1位・静岡銀行 2位・スルガ銀行 3位・清水銀行 4位・静岡中央銀行

4つの地銀~特徴をひとことで

次に4つの地銀の特徴を説明していきます。(ここでは銀行員目線の私見も含みます)

静岡銀行~スケールメリットはダントツ その反面「殿様商売」の一面も

データによるランク付けでは総じて1位なのが静岡銀行です。

スケールメリットの面では間違いなくトップなのですが、その反面融資審査はきびしく「シブ銀」とも呼ばれています。

バブル期、銀行業界全体が不動産関連融資に積極的だったときも、一定の距離を置きバブルにまみれなかったなど堅実経営を貫いています。バブル崩壊後ダメージを受けた銀行も多い中、「なにもしなかった」ため結果的に地位を上昇させた、ある意味珍しい銀行です。

堅実経営と融資審査にきびしいからか、口コミでもきびしい意見が多く、全般的に「殿様商売」要素が強い銀行です。

静岡中央銀行~小規模だからこそ、地域密着度は高い

規模だけで見れば同じ県内の信金より小規模です。

<参考 静岡県内 主要信金の概要>

 浜松岩田信用金庫 拠点数92 貸出金残高 1兆2,287億円(*)

 静岡信用金庫   拠点数42 貸出金残4,641億円

(*浜松磐田信金は合併したばかりなので、あくまで参考として)

しかし信金より小規模だからダメ、ということではありません。これは静岡銀行が大きいから良い銀行、と単純に言えないことと同じです。(このあたりは後半で詳しく説明します)

年金相談会、お客差セミナーなどを頻繁に開催。地元行事へも積極的に参加しており、たとえば行員が狐の新郎新婦に仮装し「狐の嫁入り行列」のパレードをするなど、きめ細かに対応しています。

小規模だからこそ、地域密着度の高さは随一です。

清水銀行~静岡銀行に敵意むき出し?

静岡銀行とは本店が同じ静岡市で(正確には清水銀行は旧清水市 静岡銀行は静岡市)、営業テリトリーもバッティングしているため、清水銀行は静岡銀行に対し敵意むき出しだと、地元では知られています。

たとえば、支店や住宅ローンセンターなどを静岡銀行と対抗的な配置をしたり、「静岡さんが〇〇%ならウチは▲▲%に下げますから、ぜひウチで!」と営業活動でもハッキリライバル視したりしています。

これは銀行ホームページなどには載っていない情報ですが、静岡県内で銀行と融資取引をしている人のあいだでは結構有名な話題です。

銀行が銀行をライバル視する状態が「競合」で、これについては後半に詳しくお話しします。

スルガ銀行~シェアハウス問題からの立ち直りと、事業資金融資への取組み方針がまだ見えない

ローン中心、ローンの積極推進で前任の金融庁長官からベタ褒めされた経営方針も、結果的にはシェアハウス問題として報道され、皮肉にも知名度が全国区になりました。

原因となった不正融資問題など、今後の経営等課題は山積しています。

これまでの姿勢を踏襲しているのか事業性融資への取組み姿勢の転換がわかりません。(ホームページで事業資金融資は「ローン」「カードローン」の説明くらいです)

また貸出金の構成を見ても、依然としてローン偏重の姿勢は変わっていないことがわかります。

<参考 2019年中間期決算概要より> 2019年9月末の残高 

  総貸出金2兆6,716億円のうち個人ローンは2兆4,554億円、 法人は2,125億円

 (個人ローンはシェアハウス融資や住宅ローン、カードローンなど無担保ローンも含む 法人は事業資金と推測される)

貸出金に占める割合は個人ローンが91.9%とほぼ全部で、法人融資は7.9%しかありません。

しかしこの経営方針のおかげか、高金利のローンによる利息収入などで、収益力は国内の全銀行のなかでも上位です。

 

静岡県の4つの地銀、事業資金を借りやすいのはどこ?

銀行を比較するのは、実はとても難しいことです。

なにが良いのか?なにが悪いのか? これは利用する人によってさまざまです。インターネットバンキングを主に利用する人ならネットサービスの充実度で比べるでしょうし、運用を重視するなら投資など金融商品のラインナップやアフターサービスを重視するかも知れません。このように、銀行の比較は難しいことがご理解いただけたと思います。

銀行融資もまったく同じで、単純にどこが良いどこがダメと決めつけることはできません。

なによりも、融資は申込んだ人の属性や融資の内容などさまざまな要素で審査をするものであり、一概に「あの銀行は審査がきびしい」「この銀行は融資条件がゆるい」とは言えないのです。

そうはいっても、読者の皆さんに参考となるように「銀行の中の人」の考えでランク付けしてみました。

公平を期すため「創業融資」をキーワードにホームページを見て、事業資金に対する各行の姿勢を判断しました。

最初にお断りしておきますが、以下は銀行員としての私見による内容です。

実際の融資審査はそれぞれの銀行基準で決まりますので、あくまで参考と考えてください。

<事業資金を借りやすいランキング *ただし銀行員の私見です>

  1. 清水銀行
  2. 静岡銀行
  3. 静岡中央銀行
  4. スルガ銀行

事業資金借りやすい 第1位 清水銀行

ホームページには事業資金専用の項目が充実しています。創業融資も公的融資、清水銀行独自の融資など多彩でかつわかりやすい印象を受けました。

また「挑戦しなければ成功しない」これは創業融資のページにあった言葉ですが、創業に対しても積極的な支援の姿勢が感じられます。

ホームページの充実から感じられる事業資金融資への積極姿勢と、上記した静岡銀行へのライバル意識から借りやすさ第1位にしました。

事業資金借りやすい 第2位 静岡銀行

清水銀行ほどではありませんが、ホームページでは清水銀行と同様に事業資金融資専用の項目があり、こちらも内容は充実しています。創業融資も静岡銀行独自商品があり、積極性は感じられました。

一般的な事業資金融資以外にも、「最短即日回答」のスピードを売りにする融資もあり、大規模でありながら小口融資にも対応する姿勢が感じ取れました。

規模では最上位、創業融資や独自商品など融資姿勢の積極性も感じられ、借りやすさで2位にしました。

事業資金借りやすい 第3位 静岡中央銀行

創業融資については、特にホームページで目立った記載がありませんでしたが、事業資金融資専用ページはあって、内容も充実しています。

しかし商品ラインナップは少ない印象で、また300万円まであるいは500万円まで、と銀行としては融資限度が少額なところに若干の不足感を感じました。

地域密着度の高さなどは個人的に知っていた情報ですが、ホームページからはそうした強みを汲み取れませんでした。

規模、また銀行の知名度など他と比較すると見劣りするのは否めず、3位としました。

・事業資金借りやすい 第4位 スルガ銀行

上記したことですが、ホームページでは事業資金融資の情報が圧倒的に少なく、充実度は感じられません。

創業融資についても、特段の記載を見つけることはできませんでした。

以上より、スケールメリットや知名度は充分あっても、事業資金への取組みはまだ様子を見なければいけない印象です。

経営上の問題もまだ抱えている状況でもあり、事業資金の借りやすさでは4位としました。

ただし、方向転換により事業資金に注力するようになれば状況は変わるのではないかと思います。

「競合」を上手く使って事業資金融資を受けやすくするコツ

上記はあくまで私見から来る順位ですが、借りやすさについてとりあえずランク付けはできました。

では次に、少しでも融資を受けやすくするために「競合」を上手く利用するコツについてお話しします。

競合では銀行のプライドを上手に利用する

各行ともそれぞれプライドがあり「あそこには負けられない」とライバル視している相手が必ずあります。

また競合が激しくなると、ときに「ムキ」になることもあります。

たとえば融資を1億円肩代わりされたら、倍の2億円あるいは3億円の肩代わりをやり返せ!と役員から叱咤激励があるといった具合で、数年前銀行が舞台のドラマにあった「倍返し」は現実の話しです。

このように、まず銀行には競合があるということを知ってください。

そして銀行や銀行員のプライドを上手に利用すると、事業資金融資を受けやすくなるかも知れませんが、これについては事項でコツや注意点を説明します。

銀行を競合させるには?~銀行に伝えるときに気をつけること

あなたが融資取引中のA銀行窓口で、融資の相談をしている場面を想像してください。

(あなた)

「こちら(A銀行)に来る前に、実はB銀行さんにも相談しているんですよ」

これでは、銀行を競合させるには直球すぎます。

私がA銀行の行員なら「B銀行で断わられたから、ウチに頼みに来たのでは?」と勘ぐるでしょう。

あるいは「今までいろいろ助けてあげた恩も忘れて」と感じるかも知れません。もちろん助けたのは銀行であって、私個人ではないのですが、銀行員という人種は往々にしてこうした思考回路を持っています。

なぜなら銀行員はプライドが無駄に高いからです(やや自虐的ですが、本当にそう思います)

また、天秤に掛けていると見られて「何様のつもりか!」と反感を買う場合もあります。

「ウチで取引していただかなくても結構です、そちら(他行)でご用立てください」

こう言われてしまったら本末転倒です。このあたり、駆け引きというよりも人と人との接し方に関わる部分で、やはりなにごともやり過ぎは禁物です。

次項で、理想的なモデルケースをひとつ紹介します。

銀行を競合させる理想的モデルケース

銀行員の私が「こう言われたらかなわないな」と感じるトークを紹介します。

創業融資の相談で、あなたが2つめのA銀行窓口で行員の私と会っているとイメージしてください。

(あなた)

「創業融資を受けたいと相談に来ました。事業の将来性と私のやる気には自信があるのですが、なにぶん金融機関と取引経験が浅く、またいろいろな銀行の人にプロとして私の事業計画を吟味してもらいたいので、A銀行さんのまえにB銀行(1つめの銀行)に相談しています。このあとC銀行さん(3つめの銀行)にも相談に行こうと考えています」

あなたからこう聞いて、窓口行員の私は「かなわないな」と感心しました。

まず銀行を競合させるときには、最低でも3つ銀行を並べるのが理想です。2つだけでは真っ向勝負になり、むしろ競合がマイナスになる可能性もあるからです。

また「自分の事業計画に自信があるから複数行に相談したい」と、意図的に競合させていない点も好感が持てます。

銀行員に取引させたいと感じさせる、上手い内容だと思います。

 

まとめ~銀行選びにはいろいろな視点を持って下さい!

今回は静岡県にある4つの地銀をランク付けしました。

しかし、あくまで事業資金の借りやすさという点に限定した内容で、決して銀行の優劣を決めたものではありません。

たとえばスルガ銀行なら、ローンについて他の追随を許さないノウハウがあります。不正融資問題を乗り越えれば、やはりローンへの強さは一番だと思います。収益面、銀行員の年収などは4行というより全国区でもトップランクです。

静岡中央銀行も、規模は見劣りするかも知れませんし、支店のある地域が限定されてしまいますが、その限られた中であれば地域とのつながりは強く、取引メリットも充分あると思います。

今回は私見ランキングで上位にしましたが、静岡銀行や清水銀行にも良いところもあれば悪いところもあります。

銀行選びにはいろいろな視点が必要だ、ということはぜひお伝えしたいです。

事業を大きく発展させたいなら銀行の支店網やネームバリューも重要になりますし、銀行との取引は融資だけではないので、その他のサービス全体を見て決めることも重要です。

一般的に、最初に融資してくれた銀行がそのままメインバンクになっていくことが多く、このことは銀行も充分知っており、新規融資には慎重姿勢を取りつつも、本音は積極的に融資したいと考えているのも事実です。

もちろん「そうはいっても貸してくれる銀行と取引するしかない」「まだ銀行を選べる身分じゃない」という意見もあるでしょうし、

たしかにその通りでもあります。

ただ、最初は仕方なく取引した銀行でも、これからも長く付き合っていく相手か?それを見極めて、必要なら他の銀行に乗り換えることも考えるべきでしょう。

そして、そうできるように事業が発展することを願い、今回のまとめとします。

 

 

 

事業の運転資金は銀行融資?ノンバンクビジネスローン?

事業の経営には資金繰りはとても大事な要素で、とても悩ましいことでも有ります。たとえ主な営業分野で強くとも、資金繰りの失敗で企業は倒産してしまう事もあるので、決しておろそかに出来ません。

その資金繰りで最も重要で難しいところに運転資金の調達があります。この運転資金の調達にはどのような選択肢があるでしょうか?

一番最初に考えつくのは最もポピュラーな銀行融資だと思います。また、銀行が窓口になって、官公庁が融資をする公的融資もあります。そして銀行や消費者金融などが行うビジネスローンがあります。大企業であれば株式発行や社債のの発行も考えられますが、中小企業においては、これらが運転資金の主な調達源になると思います。

銀行系の融資や公的融資は利率が低く設定されていて、支払利息の負担もそれほど大きくありません。その半面審査の基準が厳しく、そして審査に堤出する書類も多くを求められ、その上追加融資のハードルも非常に高いです。

ビジネスローンは、利率は銀行系や公的融資などに比べるとやはり利率は高いのが一般的です。その半面、審査のハードルは相対的に低くなっており、書類の堤出もかなり少なくてすみます。また、審査から融資までの期間が短いサービスもあり、審査、借り入れ、返済などの手続きも簡単で柔軟に対応してくれます。また、追加融資などの手間はそれほど手間がないことも運転資金の借り入れ手段として魅力があります。
それぞれメリット・デメリットを良く把握して、利用すべきタイミングに合わせて活用すれば、どちらもとても有効な資金調達源となるでしょう。

 

 

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ビジネスローンがおすすめなワケ

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審査の厳しい公的融資で比較的審査が軽いといわれている制度融資、ほんとうは?

制度融資を使った運転資金の借り入れは手続きが意外と面倒

公的融資制度は、公的機関が行う借り入れなので、中小企業にとっては、利率が低めに設定されていたり、いろいろなメリットがあります。

公的融資制度の中で、比較的審査が軽めと言われている制度融資という制度があります。都道府県や市区町村などの自治体が用意している融資制度ですが、多くの自治体では制度融資を準備していますが、その内容はそこによって変わってくるので、それぞれ地元の制度融資の内容は調べて頂く必要があります。

制度融資は一般の融資、つまり信用保証協会保証付融資に該当するものに比較すると、それほど審査が厳しくないといわれています。また、その中でも、制度融資によっては固定で低金利の融資が受けられるものもあって、これはなかなかのメリットと言えます。

金利も低めであり、その一部を自治体が負担してくれる場合もあります。また、創業時などにも利用しやすくはなっているようです。

ただ、やはり自治体と銀行の2段階で審査するため、審査には若干時間がかかる傾向が強いようです。また、税金などの滞納があった場合などには、融資を受けられない場合などもあるようです。

比較的審査の負担が軽いといわれている制度融資ですが、審査がとても柔軟に、そして提出書類などもそれほど多く必要としないといったメリットをもつビジネスローンに比べますと、やはりその手続きが意外に面倒に感じるのが実際のところでしょう。自治体と銀行での2段階の審査というのも、それを実感させてしまう理由かもしれません。

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ビジネスローンならネット申込対応で審査も早い!

事業を経営していると、予想以上に出費がかさんでしまったり、大きな出費が出て資金繰りが狂い、資金不足になってしまう事もあります。そんな急な運転資金を調達する手段を持っていないと、支払い日前後はとてもやきもきして落ち着かないのではないでしょうか?

企業はやはり、そのような急な出費にも備えておく必要があります。銀行融資などで多めに融資を受けることで、普段から余裕を持って資金繰りをするというのも、有効な方法です。ただそれでも不足する可能性は否定できません。

また、銀行は追加融資を受けるにも、審査に時間がかかったり、審査そのものが通りずらかったりします。急な出費で審査が通らず資金不足に陥ってしまったら目も当てられません。

やはり急な資金調達源として、今特に中小企業にとって頼りになるのはビジネスローンです。特に消費者金融系のビジネスローンは審査に必要な書類も銀行融資に比べるとかなり少なく、負担も少なくてすみます。さらに、その審査事態がネットからの申し込みだけで可能になっていて、診査手続きも早いため、診査の決定も早いです。そして診査の決定から融資までのタイムラグも銀行融資に比べるとかなり少なくて済むのです。

ビジネスローンは金利が高めであることで、敬遠しがちな経営者の方もいらっしゃるかもしれませんが、ビジネスローンは銀行融資とは違った使いようが有ります。

短期的、一時的に必要な少額の融資には銀行融資は向きません。審査から返済まであらゆる面で柔軟なビジネスローンは、非常に使い勝手が良いので、使い方次第で非常に有用な武器になるでしょう。

500万円以下の借り入れならビジネスローンの利用もおすすめ

大きな金額を長期で借りる場合は、やはり金利面で大きな負担とならないよう、低い利率の融資を利用するのは、その大きな事務負担がかかるとしても有効です。かなりの書類を揃え、その準備にある程度の準備やその期間がかかったとしても、費用対効果が大きいので、利用時価値があるでしょう。

500万円以下の融資となるとどうでしょうか?

通常銀行からの運転資金の借り入れには、審査を通過しなくれはいけませんが、それには定められた提出書類を漏れ無く提出し、申し込み書類などを間違いの無いように記載しなければいけません。

そのために、会計処理も必要になりますし、保証人や担保などの設定も必要になる場合があります。

これだけの手間がかかり、またその後の追加融資もハードルが高いものでもあるので、それなりの金額でない場合には、その手間が見合わない場合があります。

なので、500万以下の融資であれば、事務負担にそれほどの手間と時間と人的資源を割り当てる必要があるか、その費用対効果をよく考えなければいけません。

その場合の選択肢として、現在とても有効なのがビジネスローンです。ビジネスローンは銀行融資に比べますと、やはり利率の面では高く設定されている事から、不利では有ります。

しかし、申し込みから借り入れの実行まではそれほど期間がかからず、また審査も通過しやすいです。借り入れ、返済などの手続きも柔軟なので、気軽に利用できるのもメリットです。

少額の借り入れが必要になる場合には、ビジネスローンはかなり有用で使いやすいサービスで、実際に多くの中小企業に活用されています。

 

ビジネクストのビジネスローン

ビジネクストのビジネスローンは、ノンバンクのローンなので、事業計画書は必要なく、担保も不要で、保証人も原則不要になっています。保証人が必要なのは、法人の場合になっていて、その保証人も代表者で良いので、親類縁者にお願いする必要もありません。融資限度額も最高で1,000万円となっていますので、一時的な資金繰りや事業拡大など、色々な事業資金として活用できます。

ノンバンクのローンと聞くと、金利が高いというイメージがありますが、ビジネクストの場合、融資限度額が100万円未満の場合13%から18%、融資限度額が100万円以上の場合8%から15%と、銀行や信用金庫と大きな差はなく、利用しやすい金利となっています。また、返済方式も通常の元利金等返済以外に、元金一括返済も可能になっています。元金一括返済とは、毎月利息だけを支払い、元金が一括で返済できる時にまとめて返済する方式なので、すぐに返済できる見込みがあり、短期的に資金が必要な際は、非常に便利です。

利用までの流れとしては、インターネット上から融資を申し込み、仮審査に通ると連絡が来ますので、必要書類をビジネクスト宛に郵送かFAXし本審査が行われ、本審査に通ると融資を受けられるようになります。基本的には店舗に赴く必要がないことも、メリットとなっています。このような便利な内容にはなっていますが、ノンバンクであることに変わりはなく、ビジネクストから融資を受けた残債があると、銀行や信用金庫での融資が受けられなくなる可能性もあるので、銀行や信用金庫で融資を受けられない場合に利用すると良いでしょう。

ビジネクストとは

事業者ローンをインターネットで検索していると、検索結果で「ビジネクスト」という単語を見ることがあると思います。ビジネクストとは、カードローン・ビジネスローン・不動産ローン・医療機関向けローン・開業支援ローンなどを提供している、ノンバンクの企業です。ビジネスローンに関しては、融資対象者が法人だけではなく個人事業主の方も含まれていますので、SOHOの方なども利用できるようになっています。

ノンバンクのビジネスローンの場合、ほとんどの会社が高い金利になっていますが、ビジネクストの場合、融資限度額が100万円未満であれば13.0%から18.0%、融資限度額が100万円以上であれば8.0%から15.0%となっていて、銀行や信用金庫とあまり変わらない金利となっています。また、担保は不要になっていますし、個人事業主の場合は保証人も不要となっています。法人の場合でも、保証人は代表者の方になりますので、誰かにお願いする必要はありません。

ノンバンクですので、審査も比較的通りやすく、必要な書類としては、法人の場合、代表者の身分証明書、登記事項証明書、決算書2期分となります。個人事業主の場合は、身分証明書、確定申告書2期分となっていて、事業計画書などは必要なく、申し込みもインターネット上からできますので非常に便利です。事業資金が足りず、銀行や信用金庫からの融資を受けられない場合などは、ノンバンクとしてビジネクストを選択肢に入れると良いでしょう。

 

自営業や経営者が選ぶべき法人ETCカードの種類別で比較!作るまでの流れ

 

ジャパンネット銀行で事業資金の融資借入・事業ローン金利と審査 ●

ジャパンネット銀行で資金繰りに役立つ事業資金融資を利用する
本文 ジャパンネット銀行はネット銀行のさきがけ、2000年にさまざまな企業が出資する形で誕生した金融機関です。現在ではヤフーの連結子会社として事業展開が行われてます。インターネット銀行のイメージはこの銀行によって築き上げられたといっても過言ではないでしょう。しかも個人用のサービスが多いネット銀行の中では法人向けのサービスが充実している特徴も見られます。

ビジネスローン

ジャパンネット銀行の大きな特徴はビジネスローンを用意している点です。個人向け融資はあっても法人向けはない、そもそも融資商品そのものの選択肢が限られているネット銀行においてはかなり珍しいケースといえます。

ただジャパンネット銀行の事業資金融資は利用条件が限られており、特定のサービスを利用している人のみが利用できる形となっています。たとえば「free会員専用」ではクラウド会計ソフトfree有料会員を利用している法人・個人事業主が対象となります。条件をクリアしているかどうか、またローンを利用するために条件をクリアするためにはどうすればいいのか、よく確認したうえで検討しましょう。

このビジネスローンでは3000万円までの融資が可能となっています。融資期間は1年以内。用途は運転資金に限られます。free会員専用のタイプでは財務状況などをfreeソフトを通じて確認される形式になっているのであらかじめ踏まえておきましょう。担保は不要、保証人は原則代表者が求められます。

そのほか事業者が利用できるサービスでは事務の合理化・効率化に役立つ各種インターネットバンキングサービスが挙げられます。ワンタイム口座、Web一括振込など。さらに複数の口座を充実したセキュリティのもとで一括して管理できる「BA-PLUS」などもあります。

記事番号 115

■そもそも運転資金とは?
そもそも運転資金の定義とはどのようなものなのでしょうか?

・会社を運転していくために必要な資金
運転資金とは会社を正常に運転していくための資金を示します。
毎月の仕入れが100万円、人件費に200万円、諸経費に30万円かかる会社があるとします。
この会社の売上金の入金が1か月後になるとすると、この会社は手元に100万円+200万円+30万円の合計330万円の現金を手元にもっていないと、今月の支払いができないことになります。
仮に手元に200万円しかないような場合には130万円の運転資金を借入などの方法によって調達しないと会社が回らないことになってしまいます。
簡単に言えばこれが運転資金です。
銀行や日本政策金融公庫は事業資金を運転資金と設備資金に分けて審査や商品設計を行っており、運転資金は会社の正常な利益から、設備資金は当該設備が生み出す利益から返済ができるということが大前提となっています。
ちなみに、正常運転資金を計算する方法は広く知られており、公式は以下の通りとなっています。
正常運転資金=売上債権+棚卸資産-仕入債務
運転資金には仕入れや売上以外にもさまざまな経費が発生するため、上記公式の通りに計算された金額さえ手元にあれば大丈夫とは言えませんが、簡単に計算する方法として一応覚えておいて損はありません。

・日銭が入ってくる業種などは運転資金は不要
運転資金とは売上金入金のタイミングと、仕入れなどに発生する経費を支払うタイミングの時間的なズレを埋めるための資金ですので、毎日の売上が即入金となる飲食業やサービス業などには必要ないことになります。
しかし、そのような業種でも、売上が思ったように伸びずにお金が足りずに運転資金を借りることもあります。
つまり、運転資金には入金と支払いの時間的なギャップを埋めるための資金と、売上の減少や伸び悩みによる赤字を埋めるための資金の2種類が存在することになります。

・短期も長期も論理的には存在する
運転資金が必要になり、その資金をどのように返済するのかは業種によって異なります。
建設業のように売上金の入金が工事完了後という場合には工事完了後に一度に返済する短期資金を利用します。
一方、製造業などでは、毎月の利益の中から少しずつ返済していくものですので、ある程度の長い期間をかけて毎月返済していく長期資金が利用されることが一般的です。

引用:http://運転資金.com/public-financing/1470.html

 

 

銀行から運転資金の借り入れをする際に掛かる日数

銀行から運転資金を調達する場合には、ある程度余裕をもってスケジュールをたてる必要があります。ビジネスローンと違い、すぐに融資とはいかないので、急ぎの融資には向きません。

まず、銀行融資を受ける前に、審査の必要書類について把握します。必要書類は決算直後でない場合には、最近までの試算表の提出を求めらる場合がありますが、試算表を作成するにはそれまでの会計業務が終わっている必要がありますが、終わっていない場合にはその事務処理が必要です。

担保や保証人が求められる場合には、その設定をしなければなりません。その他必要書類を揃え、審査書類を漏れ無く作成し審査を受けます。

この審査にかかる期間は銀行やその場合のケースによって違いはありますが、おおよその目安としては早ければ2-3営業日、遅くても10営業日程度くらいで考えてよいでしょう。ただしこれは審査にかかる期間に限定されます。

審査の申し込みから融資実行までにかかる期間としては、早くて1週間から遅ければ1ヶ月程度でしょう。

銀行系の融資には、利率が安いため、企業の財政に利息がそれほど負担になるずらいので、十分に準備できる場合には確かに有効です。ただ、事務負担も多いため、その負担に見合う金額で、また審査を通過する見込みがあれば、活用すべきです。

ただ、時間的、金額的な重要性が不足する場合には、もっと融通がきく融資を活用したほうが費用対効果が大きいです。そういったときにはビジネスローンによる運転資金の借り入れの方に分があります。

銀行から運転資金を借り入れする際は連帯保証人が必要になるケースも

よく言われている戒めに、「連帯保証人だけはなるなよ。」一度は言われた事がありませんか?この連帯保証人に設定されると、その該当する借り入れの債務者が返済出来ないとなった場合に肩代わりをする義務が発生するという制度で、連帯保証人には何もメリットが無いと言えます。

それだけに連帯保証人を設定するとはかなり厄介な事で、それをお願いするというのも、非常に難しいものであるのはすぐ想像がつきます。あなたは誰かの連帯保証人を頼まれたらどうしますか?そして、あなたの保証人になってくれるような人はいますか?

実は銀行から運転資金の借り入れを受けようと思った時に、連帯保証人の設定を求められる場合があります。銀行の審査にはその他の書類の作成や、提出書類の準備、そして担保の接待がある場合にはその設定もあり、それだけでもかなり手間を要します。

その上担保の設定となりますと、そう簡単に何度もできる事ではないというのが実感では無いでしょうか?

もちろん、大きな資金が必要で、それらの準備も可能で、審査に通る自身があるなら銀行融資は確かにメリットはあります。ただ、これだけの手間がかかる事と、追加融資も簡単では無いと考えると、何度も使えるカードとは言えないようです。

まとまった期間の融資で追加融資も必要が無いという場合には銀行融資はかなり有効な資金調達手段です。その後、少額の融資がちょくちょく必要になったり、柔軟な融資も必要なら、銀行融資だけに頼れないのはおわかりだと思います。

比較して短期的で、少額の融資を運転資金として利用するならビジネスローンがとても有効です。

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